2016-03-31 第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
その上で、今回の交渉においても、我が国の厳しい財政事情を踏まえて協議を行いまして、この中で、例えば労務費について、MLC労働者の日本側負担上限数を増加をする一方、福祉厚生で働くIHA労働者の日本側の負担上限数を更に削減をし、また、こういった駐留軍等労働者に対する格差給等についても経過措置を段階的に廃止するとともに、光熱水料等も日本側の負担割合も七二%から六一%に引き下げるなど、めり張りのある経費項目
その上で、今回の交渉においても、我が国の厳しい財政事情を踏まえて協議を行いまして、この中で、例えば労務費について、MLC労働者の日本側負担上限数を増加をする一方、福祉厚生で働くIHA労働者の日本側の負担上限数を更に削減をし、また、こういった駐留軍等労働者に対する格差給等についても経過措置を段階的に廃止するとともに、光熱水料等も日本側の負担割合も七二%から六一%に引き下げるなど、めり張りのある経費項目
他方で、福利厚生施設で働くIHA労働者につきましては、我が国の厳しい財政状況を踏まえまして、IHA労働者の労務費に係る日本側の負担を減少させていく必要があると判断いたしまして、日本側負担を五百十五人分削減をするということで米側との意見の一致を得たところでございます。
これらの方々の中には、装備の維持整備、それから司令部などにおけます管理職務も含めた各種事務等に従事しておりますMLC労働者、それと福利厚生施設に勤務するIHA労働者に分かれますけれども、これらの労働者の方々は、米軍の機能発揮を直接支えているほか、福祉や士気の維持に寄与しているものと認識しているところでございます。
その中で、やはり財政、そして国民の理解を考えますときに、やはりしっかりめり張りを付けなければならないということで、米軍のこの最新の装備に対応するためのMLC労働者、こうした労働者は増加する一方、福利厚生施設で働くIHA労働者は削減する、あるいはこの経過措置等についても段階的に廃止をする、あるいは光熱水料等の日本側負担割合も七二%から六一%に引き下げる、こういった削減努力、めり張りを付ける努力を行った
○若宮副大臣 今、玉城委員の御指摘の点でございますけれども、確かに、IHA労働者は実際に五百十五人削減されると私は表現させていただきましたが、実際にすぐに首を切るという人員整理ということではございませんで、雇用の安定が守られているということは日米間では確認をされているところでございます。
そうしたことから、福利厚生施設に勤務するIHA労働者の日本側負担につきましては、我が国の厳しい財政事情等を踏まえて、五百十五人削減ということでいたしました。
さらに、先般の協議においては、国民の理解を得られるよう、在日米軍施設・区域内における飲食店や売店の福利厚生施設に勤務するIHA労働者のうち、日本側が負担する上限数を四千四百八人から三千八百九十三人に削減しております。五百十五人削減することといたしております。
ただ、金額は同じでありますが、内容におきましては、より効果的な、効率的な内容を吟味しなければならないということで、最新鋭の装備を配備するに当たって米軍の能力発揮に直結する装備品の維持整備等に従事するMLC労働者の日本側負担上限数を増加する一方、福利厚生施設で働くIHA労働者を削減するですとか、それから、駐留軍等労働者に対する格差給等に係る経費措置も段階的に廃止する、あるいは、光熱水料等の日本側負担割合
それからまた、ドルの切り下げとか、円の切り上げなんかが原因で、特に、IHA労働者に対しては、パートタイム制への切りかえとか、人員整理などで、横須賀やら立川、三沢、佐世保などの主要な基地では、合理化と労働争議が相次いで生じておると私どもは聞いておるわけでありますが、円・ドル問題は、日米間の政府レベルから起こった問題でありますのを、その犠牲が労働者にしわ寄せされているという典型的な例じゃないかというように
どうしてもこれはアメリカの政府資金労働者、MLC労働者とIHA労働者、この二つとも、MLC、IHAの相違はあっても、政府雇用でございますから、従ってその両方とも同じ労働条件として考えていく。そのためには、今申し上げますように、アメリカの将兵の拠出資金でございますと、これはベース・アップ、定期昇給等でだんだん赤字がふえてくる。赤字が出てくることは、これはもう当然起こってくる現象です。